Golf Note / ゴルフノート

ゴルフの練習やラウンドのこと、ゴルフの本、気になったことなどを綴りながらスコア70台を目指すブログ。PGAツアー好き。

19打目 皆さんはディボット跡に目土はしてますでしょうか。僕は…

目土「ターフエイド」について

 タイトルの目土ですが、どうでしょうか?おそらくしてない方がほとんどかと思います。実は僕もしてません。昔はよくしてたんですけど、いつのまにかフェイドアウトしてすっかりしなくなってしまいました。やってた頃は、最初は口が広めのペットボトルで、その後YONEXの目土ボトルに変えました。そのYONEXのはとても使いやすかったのですが、最近はどこにも売ってないようです。

 

先日のラウンドではダフり連発だったので、かなりコースを掘ってしまいました。さらにそのバチが当たったのか、打ったボールがディボット跡に入ってしまいました。ですので、今度から目土はできる範囲で無理のない程度にしようかな、と思ったのです。

 

ゴルファーの目土事情に関していろいろ調べていると、こんな記事を見つけました。

【木村和久連載】善行の押し売りか。「ターフエイド」をどう考える?

www.excite.co.jp

 

長いので要約すると、以下のようなことです。

 

■ディボット跡ができたら目土をする、この精神はすばらしい。目土は最近は「ターフエイド」と呼ばれている。ゴルフ人口が減少している昨今、「ターフエイド」をしているから新しいゴルファーが増えないのではないか。そんな余裕はない。

 

■ディボット跡の目土はゴルフ場スタッフの仕事。学校の掃除は教育の一環なのか。予算不足だからかもしれない。ゴルフ場の仕事をお客さんに補わせているのではないか。我々はだまされていると思う。

 

■そのコースのメンバーさんやシングルさんなど、余裕のある人は大抵目土をする。でも100以上叩く人にとっては目土はペナルティに思える。汗だくになって砂袋なんて持てない。目土は余裕のある人への「お願い」である。お願いをマナーにすり替えるからややこしい。

 

■人気女子プロゴルファーがタラのつまみを食べて優勝する時代に、目土なんてしている場合じゃない。プロはプレーに集中してほしいからキャディがする。我々アマチュアもプレーに集中したい。

 

■ゴルフ場が「目土を強力してください」と言ってくれれば「じゃあ手伝うか」という気持ちになる。「マナーだからやって」と言われると、善行の押し売りに思えて苦手。例えば目土をするとコーヒー券をくれるというのはどうか。

 

念のため、僕が言ってるんじゃありませんからね(笑)。

 

内容については、半分同意するけど、半分はちょっとどうなのかなと思う部分もあります。まずターフエイドをしているから新しいゴルファーが増えないというのはどうでしょうか。あまり関係ないと思います。

 

ゴルフ場の仕事云々については、もちろんそうだと思います。ゴルフ場の仕事でもあると思います。まあそんなに目くじら立てず、ゴルフ場の仕事でもあり、ゴルファーのたしなみでもあると考えて、お互い様精神でやればよいのかなと思います。例えば駅の地下街は毎朝掃除をしている人がいます。もちろん管理者から賃金をもらっています。我々が地下街を利用した売上げで賃金をまかないます。だからといってゴミをポイ捨てしてよいわけではありませんからね。ただアマチュアゴルファーは余裕もなく、時に忘れることもあるのは事実です。その時はごめんなさい。

 

そして、いきなりタラのつまみが出てきますが、もちろん我が県、岡山の誇りでもあるシブコこと、渋野日向子プロのことですね。タラを食べながらインスタの写真を撮る時代、という例えはよくわかりませんが(笑)、楽しくプレーだけさせてくれということだと思います。

 

代替案として、例えば目土をしたらコーヒー券ということですが、やってないのにやったという人も出てくる可能性もあります。コーヒー欲しさに(笑)。何かをあげたり割引したりは難しそうですね。そもそもセルフプレーというのは、目土することも込みでの料金だと思えば、プレー料金が割り引かれているとも考えられないでしょうか。

 

改善案を考えてみた

 よく目土をしていた昔は、いろいろとやりにくいこともありました。もっとこうなれば良いのにという部分はあります。まずは、良い目土入れが売られてないということです。こんなに最新のクラブやウェアが毎年出るのに、目土入れはほとんどありません。モノがないのに「目土お願い」というのも無理があります。業界はまずそこから取り組まないといけないのではないでしょうか。カートにひとつ目土入れはあるのですが、4人一組のプレーで袋ひとつでは数が合いません。

 

あまり種類がない中で、こんなおしゃれなものを見つけました。ちょっと値段がお高いのがネック、という気もしなくもないです。良い物なのでしょうけど。 オカネに余裕があるときにぜひ欲しいなと思います。

 

あとこんなのもあります。いかにもアメリカンな無骨な風貌。ポイッと投げたり、荒っぽく使えそうです。壊れたらまた買えばいいかなと思える値段ですし。

 

例えばですが、わざわざ目土専用の袋を選ばなくても、小さめのトートを活用するという手もあります。こちらのトートは弁当箱を入れるランチバッグなのですが、ビニールコーティングされていて水にも強そうです。

 

 

さて、もうひとつ改善して欲しいのは、コースの目土を置いている場所ですね。ティイングアリア脇にはあるのですが、2打目地点のカートを止める辺りにもあれば良いのになと思います。大きな袋を持ってプレーしたくないですし、小型の目土入れだと途中でなくなってしまいます。2打目地点で砂をカップのようなものでひとすくいして、打ったら目土しカップを元の場所に戻す、そんな方法でも良いかもしれません。

 

というわけで、今度から目土はできる範囲で無理のない程度にしようかなと思いました。ですので業界さん、もっとおしゃれで機能的な目土入れを世に出してください。