Golf Note / ゴルフノート

ゴルフの練習やラウンドのこと、ゴルフの本、気になったことなどを綴りながらスコア70台を目指すブログ。PGAツアー好き。

82打目 【ゴルフの本】目指せシングル!ゴルフ阪田哲男の「シングルの流儀」

久しぶりのゴルフの本です。ネットではなくリアル本屋に行って、平積みの中から手に取りました。坂田哲男さんという方はまったく存じ上げなかったのですが、パラパラっと読んでみておもしろそうだったのでそのまま購入しました。


ゴルフをする皆さんは「シングル」を目指していますでしょうか。シングルと言うと、ハンデが数字一桁台の人のことを指しますね。数字一桁は英語で「Single digit」と言うそうなので、そこから来ているのでしょうか。ちなみに英語圏ではシングルプレイヤーのことを「Low handicapper」と言うそうです。


昔は(僕がゴルフを一時中断する前は)は、シングルと言えば毎週ゴルフをするような人だけなれるものだと考えていました。今は、月イチゴルファーでも工夫次第でなれるんじゃないか、と考えています(もちろん片手シングルやスクラッチになると、月イチでは難しいかもしれませんが…)。そんなことをもやもやっと考えている時に手に取ったのが、この本です。


内容はいわゆる「シングルの心構え」的なことが書かれていますね。スイングはこう構えてパッティングはこう打つ、といった技術本ではありません(だからこそ買ったのですが)。日々のゴルフへの向き合い方や事前の準備、ライを見極めること、競技ゴルフのすすめなど、自分の振る舞いのことが主になります。「自分はエンジョイゴルファーだから楽しければいいんだ」って人には向かないかもしれませんね。もう一段高みに行きたいという人にはおすすめです。


さて、ここからは本の内容ではないのですが、実際のシングル(ここではハンデ9)の人のスコアってどのくらいでしょうか。ハンデが9だからって毎回81以下ということはないと思います。オフィシャルハンデである「JGA/USGAハンディキャップインデックス」では、直近の提出スコア10枚の内、スコアの良い5枚から算出されるようです。また、細かな計算式などが設定されているようなのですが、詳しくは知りません。かなりざっくりですが、ハンデ9だと、コンスタントに85くらいの数字が出せて、はまればたまに80を切ったり時には90叩いたりもする人なのではないかと思います。


スコア85と考えると、内容的にはティショットではFWキープ率は40%程度、トラブルではない程度のラフなどが60%程度でしょうか。OBは多くても1回以内にとどめておきたいところです。パーオン率は高くなくても、カラー付近からパターやアプローチウェッジで転がせられる程度で良い気がします。その代わり、18ホール中に5回は寄せワンを取りたいですね。となると、パット数は31以下となります。


つまり、ティショットはフェアウェイウッドやアイアンでそこそこな所に打ち、セカンドはグリーン周りにそこそこ近づけたとしても、アプローチとパットが上手ければシングルレベルになれると言うことです。そう考えると、「シングルなんて絶対無理」という感じもしなくもしませんか?なんなら「月イチゴルファーでもなれるんじゃないか?」くらいに思えます。


本で紹介した坂田哲男さんも、自分のハンデ通りのスコアが出せなくても、ハンデ+5を死守するようなゴルフを続ければおのずとハンデは減ってくると言ってます。ということで、頑張ってシングル目指して行こうと思います。