98打目 センターシャフトパターのメリットとは
PGAツアーもいよいよプレーオフシリーズに突入しました。誰が年間王者になるか楽しみではありますが、松山英樹がここでパターを変更したという記事を目にしました。
センターシャフトのパターに変更したそうです。スタッツ的にもなかなか良さそうですね。
松山英樹はオリンピックゴルフの最終日、1.5m以内のパットをことごとく外してました。その時何となく、パターが合ってないのかなと思いましたが、ここにきて変えてきましたね。
僕もパターはセンターシャフト。以前は「かっこいい」という理由でピン型を使ってましたが、ショートパットをポロポロ外すことが多く、1mくらいのパットが怖いとさえ思ってました。なので、家で寝かせていたオデッセイのセンターシャフトマレットを引っ張り出してきました。使ってみるといい感じだったのでそれから定着しています。
それまでは36パット切れば今日はまあまあ良いなという感じだったのですが、このパターに変えてから33パット以下なら良しと思うようになりました。感覚的に3ストロークは良くなってます。
センターシャフトパターのメリットとは
ゴルフクラブは野球のバットなんかと違い、シャフトの延長線上に重心がありません。それが難しさでもあり面白さでもあります。しかしセンターシャフトパターは、ゴルフクラブの中でも唯一シャフトの延長線上に重心があります。そのため、感覚的に振りやすく、シャフトの付け根を芯と思って打てば、芯を外さす打てる確率が上がります。これがひとつ目のメリット。
ふたつ目が引っかけにくさ。フェースを極端にかぶせたりヒールで打たないかぎり、引っかけることはあまりないと思います。なによりもこの2点が最大のメリットですね。
その他にも、オンセット(打点面がシャフトよりも左にある ※右打ちの場合)やストレートネックによるダイレクト感や、構えやすさなどもメリットとして言われてます。このあたりは自分の感覚とかも関係してくるのかなと。
ちなみにストロークはストレートに振る人に向いていると思います。
センターシャフトパターのデメリットとは
逆にデメリットですが、トウやヒールに当たるとぶれやすいということですかね。ただそれはどのパターにも当てはまりますね。そもそも「芯に当てやすい」のがセンターシャフトなのですから、トウやヒールに当たる確率も低いと言えます。さらに言えば、ヘッドを大型マレットにすればぶれも少なくなると思います。
松山英樹のセンターシャフトが定着するのか、スポット的なものなのかは分かりませんが、ちょっと注目したいです。