104球目 意外とこんな数字なんですね
今読んでいるゴルフの本がありまして、まだ全部読んでないのですが興味深い内容がありました。その中のひとつ、プロのスタッツについて。
多くのアマチュアゴルファーが良いスコアを目指して、高いフェアウェイキープ率やパーオン率を目指そうとしてるかと思います。それは良いことなのですが、その目標設定が本当に正しいかどうかということです。
何となくですが、多くのアマチュアゴルファーの理想の数字はフェアウェイキープ率、パーオン率共に70%くらいをイメージしてるかなと。勝手な想像ですが。でもこれってプロに当てはめてみると、ゴルフ中継に映し出されるような、ほんのひと握りの優勝争いをしてるトップグループの数字だと思うのです。
とてもシングル入りを目指してる辺りの、アマチュアの理想とする数字ではないのですね。
では失礼ですが、スタッツが下位のプロの数字はどうなのでしょう。ということで、JGTOの部門別データから、100位の選手の数字を見てみました。100位とはいえ、時には優勝争いに絡む実力があります。
それでは見ていきましょう。すべてこれを書いている今現在の数字です。
●フェアウェイキープ率100位
50.28%
●パーオン率100位
58.67%
●ドライビングディスタンス100位
269.50ヤード
意外とこんな数字なのですね。調子の良い日はこの内のどれかは十分達成できそうな数字です。もちろんプロの場合はどれかひとつではなくすべてクリアしてるのですが。
また、ツアープロはアプローチとパットが驚異的なので、100位でもパーキープ率が78%、サンドセーブ率が40%くらい、パーオン時の平均パットが1.8くらいあります。このスコアのまとめ方がアマチュアとの違いですね。
こうやって見てみると、ハンデ9のシングルを目指そうとした場合は、かなりざっくりですが、フェアウェイキープ30%、パーオン率30%くらいでも良さそうな気がしてきました。グリーン周りに行くまではそんなに気負わなくていいんだなと。
もちろん、グリーン上やグリーン周りからのまとめ方は重要になってきますけどね。