Golf Note / ゴルフノート

ゴルフの練習やラウンドのこと、ゴルフの本、気になったことなどを綴りながらスコア70台を目指すブログ。PGAツアー好き。

16打目 【ゴルフの本】タケ小山プロ流のスコアの作り方の知恵

今年の男子ツアー開幕戦でもある、SMBCシンガポールオープン2020を見ました。まっとくーちゃんこと、マット・クーチャーがトリプルボギーを叩きながらも優勝したのが印象的でしたね。番組の解説はタケ小山プロ。僕はゴルフネットワークには加入してないので、タケ小山プロの解説を聞くのはこれが初めてだと思います。

 

その解説は実に話術巧みでユーモアもあり、また専門知識も豊富という印象を受けました。とても聞きやすい解説だったのです。ゴルフにはいろいろな解説の方がいて、中にはネガティブな発言を多くする方もいますが(笑)、やはり聞いてて為になりおもしろいものが良いですね。

 

あまりに良かったので、先日本屋でタケ小山プロの本をみつけて買ってしまいました。「タケ小山のゴルフ超上達ノート 誰も言わない実戦的スコアアップ術」です。

 

 

内容を要約すると、スイング道に凝り固まってスコアが二の次になっているアマチュアゴルファーが多すぎること。それだけではなく、もっと人のプレーを見て傾斜や自然状況を分析し、スコアメイクする方法を学びましょう、というものです。

 

僕は最近、スイング云々のレッスン書よりも、こういったマネジメントについて書かれた本が好きなので、まさに自分に合った内容でした。スイングの基本は大事ですが、攻め方の基本をしっかり身につけないと良いスコアは出ないんだな、と感じさせてくれます。文体も読ませるというより解説を聞いてる感じに近いと思います。とても読みやすく理解しやすい内容でした。

 

ところで、おもしろかったのは、ピンを刺したままのパッティングについてです。2019年はルールの改定があり、ピンを刺したままパッティングできるようになったのは周知の通り。僕は2019年の12月がその年の初打ちだったのですが(笑)、正直なところ浦島太郎状態でした。ですが慣れてみるとこちらの方が良いなと思いました。プレーが早くなるのはもちろんですが、それ以外のメリットも感じたのです。

 

まずは、よく目立つこと。ピンがあることで遠近感がはっきりし、距離感が何となく分かりやすい気がします。次は傾斜です。ピンは基本的にはほぼ垂直に立っているので、垂直を目安に傾斜も何となく分かりやすい気がするのです。僕だけでしょうか。その他にも、この本にはピンを刺したパッティングの利点が書かれています。もちろんタケ小山プロはピンを刺したままに肯定派。気になる方はぜひ読んでみてください。

 

パッティングではありませんが、ピンと言えば、これにはびっくりしました。