Golf Note / ゴルフノート

ゴルフの練習やラウンドのこと、ゴルフの本、気になったことなどを綴りながらスコア70台を目指すブログ。PGAツアー好き。

82打目 【ゴルフの本】目指せシングル!ゴルフ阪田哲男の「シングルの流儀」

久しぶりのゴルフの本です。ネットではなくリアル本屋に行って、平積みの中から手に取りました。坂田哲男さんという方はまったく存じ上げなかったのですが、パラパラっと読んでみておもしろそうだったのでそのまま購入しました。


ゴルフをする皆さんは「シングル」を目指していますでしょうか。シングルと言うと、ハンデが数字一桁台の人のことを指しますね。数字一桁は英語で「Single digit」と言うそうなので、そこから来ているのでしょうか。ちなみに英語圏ではシングルプレイヤーのことを「Low handicapper」と言うそうです。


昔は(僕がゴルフを一時中断する前は)は、シングルと言えば毎週ゴルフをするような人だけなれるものだと考えていました。今は、月イチゴルファーでも工夫次第でなれるんじゃないか、と考えています(もちろん片手シングルやスクラッチになると、月イチでは難しいかもしれませんが…)。そんなことをもやもやっと考えている時に手に取ったのが、この本です。


内容はいわゆる「シングルの心構え」的なことが書かれていますね。スイングはこう構えてパッティングはこう打つ、といった技術本ではありません(だからこそ買ったのですが)。日々のゴルフへの向き合い方や事前の準備、ライを見極めること、競技ゴルフのすすめなど、自分の振る舞いのことが主になります。「自分はエンジョイゴルファーだから楽しければいいんだ」って人には向かないかもしれませんね。もう一段高みに行きたいという人にはおすすめです。


さて、ここからは本の内容ではないのですが、実際のシングル(ここではハンデ9)の人のスコアってどのくらいでしょうか。ハンデが9だからって毎回81以下ということはないと思います。オフィシャルハンデである「JGA/USGAハンディキャップインデックス」では、直近の提出スコア10枚の内、スコアの良い5枚から算出されるようです。また、細かな計算式などが設定されているようなのですが、詳しくは知りません。かなりざっくりですが、ハンデ9だと、コンスタントに85くらいの数字が出せて、はまればたまに80を切ったり時には90叩いたりもする人なのではないかと思います。


スコア85と考えると、内容的にはティショットではFWキープ率は40%程度、トラブルではない程度のラフなどが60%程度でしょうか。OBは多くても1回以内にとどめておきたいところです。パーオン率は高くなくても、カラー付近からパターやアプローチウェッジで転がせられる程度で良い気がします。その代わり、18ホール中に5回は寄せワンを取りたいですね。となると、パット数は31以下となります。


つまり、ティショットはフェアウェイウッドやアイアンでそこそこな所に打ち、セカンドはグリーン周りにそこそこ近づけたとしても、アプローチとパットが上手ければシングルレベルになれると言うことです。そう考えると、「シングルなんて絶対無理」という感じもしなくもしませんか?なんなら「月イチゴルファーでもなれるんじゃないか?」くらいに思えます。


本で紹介した坂田哲男さんも、自分のハンデ通りのスコアが出せなくても、ハンデ+5を死守するようなゴルフを続ければおのずとハンデは減ってくると言ってます。ということで、頑張ってシングル目指して行こうと思います。

53打目 【ゴルフの本】素振りにもいろいろあるもんですね

ここ最近の投稿は素振りに関することがほとんどですが、そんな素振り好きが高じて、素振り専門の本を買ってしまいました。

中井 学 ゴルフがいきなり上手くなる 素振りレッスン

中井 学 ゴルフがいきなり上手くなる 素振りレッスン

  • 作者:中井 学
  • 発売日: 2018/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


中井学プロの素振りレッスン本です。本のタイトル通り、素振りに関することで1冊まるまるまとめられています。素振りにもいろいろ種類があって本も書けるくらい内容があるんですね。いやぁ、深いです、素振りの世界。


著者の中井学プロも、練習場になかなか行けない環境だったために、少年時代に熱心に素振りに取り組んだそうです。練習場に行ける機会が少ないから素振りをするという点では、今の僕と重なるところがあります。


そんな中井学プロも、素振りをすることによってみるみるスコアが良くなったそうです。そんなことを聞くと読むのが楽しみになります。


そんな本の内容ですが、写真と文章だけで素振りを紹介するのは難しいと思うのですが、とても分かりやすく書かれていて良かったです。前段で少し触れましたが、様々な種類の素振りが書かれています。それぞれ目的に応じた素振り内容ですので、例えばスライス癖がある場合だと、スライス改善に効果がある素振り方法を試してみればよいわけです。


また、素振りだけにとどまらす、素振りによって得られるストレッチ効果についても書かれています。可動域を広げることで、安定したスイングや飛距離が得られるというのです。


僕も素振りの前は必ず、腰の捻転と肩の可動域を広げるストレッチから始めます。僕の場合は、トップのポジションの構えでストップし、右手をグリップではなくシャフト中央付近を持って、そのまま右手をグッグッと引っ張ります。反対も同様に、フィニッシュの位置で今度は左手はシャフト中央付近を持ち、左手をグッグッと引っ張ります。肩の周りの筋肉が気持ち良く伸ばされる感覚があります。効果があるかはわかりませんが。


さて、話はかわるのですが、最近「100日後に○○するゴルファー」とかをツイッターで目にします。元ネタがワニのやつですね。100日後に100を切るだとか、コースデビューするだとかがテーマになっています。100日後にだれかが100を切ることは特に興味はないのですが、コースデビューするのは応援したいですね。


で、僕の場合は100日続けたらどうなる、という事実に興味があります。一日150回素振りを100日続けたら15000回できるんですね。なかなかすごい数です。1年続けたら36500回。そこまで行くと次のステップに移ることができるかもしれません。


42打目 【ゴルフ以外の本】カップに嫌われる勇気を持とう

ゴルフ以外の本を無理矢理ゴルフに結びつけてみます。はっきり言ってこじつけですが、自分の分かりやすい分野(僕で言うとゴルフ)に置き換えて考えると、難しい本も分かりやすくなる時があります。

さて、今回の本はベストセラーとなっている「嫌われる勇気」です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え



内容はと言いますと、悩みを解決するための自己啓発本です。ある哲人の書斎を訪れた性格のひねくれた青年が哲人と対話するという形式になっています。20世紀初頭に精神科医ルフレッド・アドラーが創設した「アドラー心理学」をひもときながら、青年の疑問に対して哲人が語りかけ悩みを解きほぐしていくという内容です。


アドラー心理学の基本的な考えは以下です。

・トラウマは存在しない
・過去の原因ではなく目的が感情を作り出している
・怒りは捏造されている
・今の自分の不幸は過去の自分が選んだもの
・性格や気質は自ら選んだ「ライフスタイル」
・ライフスタイルはいつでも選び直せる
・全ての悩みは対人関係
・人生は競争ではなく前を向いて歩いているだけ
・行動の目標①自立すること②社会と調和すること
・行動を支える心理面①私には能力があるという意識②人々は仲間であるという意識
・誰かの期待を満たす必要はない(承認欲求を否定)
・他者の課題は切り捨てる
・ほめる叱るは縦の関係、勇気づけは横の関係
・自己肯定はできもしない自分に暗示すること
・自己受容はダメな自分を受け入れ上を目指すこと
・仕事の本質は他者への貢献
・人生とは今この瞬間を生きる連続する刹那である


要約すると「他人の評価は他人次第。どう思われようが自分には関係ない。過去も未来もトラウマも関係ない。今この瞬間が大切。この先どうなるかは自分次第。幸福への道は他者を仲間と見なし共同体に貢献すること。人生はシンプル」そんなところでしょうか。


アドラー心理学というものはシンプルと言いつつ難解でもあり、なかなかすぐには噛み砕けない部分もあります。トラウマは誰しもあるっちゃーありますし、そうは言っても人生は自分が気にしなくても競争の中に立たされます。承認欲求も誰だって少しは求めてます。

このように、アドラー心理学は完全に鵜呑みにするには危険な香りもしますが、良いことももちろん言ってます。その良い部分をゴルフに置き換えてみましょう。


・過去の原因ではなく目的が感情を作り出す
これはゴルフには大有りですね。例えは前のホールでスライスOBをした(過去)。今度は右に打ちたくないという「目的」が引っかけOBを生み出す、といったことですね。

・怒りは捏造されている
ミスショットしてクラブを叩きつける。この怒りの行為は「こんなミスショットは自分の実力ではないのに(本当はもっと上手いのに)」と同伴者にわかってもらう「目的」ために作り出されていると言えます。

・今の自分の不幸は過去の自分が選んだもの
コースにスタートギリギリについて朝イチショットでチョロ。これは早く到着を目指さなかった自分の過去の選択が生んだものということになります。

・ダメな自分を受け入れ上を目指す自己受容
スコア平均95の人が「今日自分はパープレイができる!」と出来もしない自己肯定するのではなく、自分の平均スコアを受け入れ94を目指す。それを繰り返している内にいずれパープレイが見えてくる、と言うもの。

・人生とは今この瞬間を生きる連続する刹那
スタートからダボ、トリ、ダボ…と過去を振り替えるでもなく、後半49で100切り出来る…と未来を見るでもなく、今この瞬間、この1打を大切にすること。舞台の上で自分にスポットライトが当たっているようなイメージ。観客席(未来)は見えないし、舞台の後ろ(過去)も見る必要はない。

・今この瞬間から変わる勇気を持つこと
アプローチやパットでカップに嫌われてもいいから届かせる勇気が大事。打てるという勇気を持つ。


そんなところでしょうか?アドラーがゴルフをやったことことがあるのかどうかはわかりませんが、もしやってたらなかなか上手だったのではないでしょうか(笑)。それくらいゴルファー心理の核心を突いていると思います。

アドラー心理学は個人的には難解であり、それはちょっとどうかな…と思う部分もあります。とは言え心理学の先生なので、良いことも沢山言ってます。そもそも読書って1冊の内2~3個ほど為になることがあれば十分、と個人的には思ってます。そう言う意味ではこの本は為になることがしっかりと書かれてあったなと思います。


最後に、「仕事の本質は他者への貢献」について。アドラーはこれこそが幸せになる唯一の方法であり、自分で自分の価値を高めるもの、みたいなことを言ってます。「仕事」と言っても業務という意味だけではありません。家事や育児、地域のコミュニティ、自分の趣味など生活全てが仕事です。

さて、僕も数年前からですが、中年という年齢に差し掛かってきて「他者への貢献ができないか」というものを考えるようになりました。とは言え、業務の仕事で大きな事業を成し遂げる能力を持っているわけでもありませんし、社会に多額の寄付が出来る訳でもありません。そこで思い付いたのが「献血」です。血であれば食って寝てればタダで作られますし(食事代はかかりますが)、身近な社会貢献にもなり、しかも数カ月おきに繰り返し行えます。そんな献血回数も、次回で10回になろうとしてます。誰かに貢献すると確かに、自分の価値が少しはあるんだなという気になりますね。


「嫌われる勇気」気になる方は読んでみてください。

40打目 【ゴルフ以外の本】世界一訪れたい日本のゴルフ場ってできないですかね

ゴルフのネタがないのでゴルフ以外の本を無理やりゴルフに繋げてみます。先日こんな本を読みました。「世界一訪れたい日本の作りつくり方」。今はコロナで旅行どころではないですけど、日本は2020年に訪日外国人4000万人目標を掲げていました。観光プロモーションの努力の甲斐あって、その目標は達成するはずでした。こんなことになるまでは。

 

世界一訪れたい日本のつくりかた

世界一訪れたい日本のつくりかた

 

 

 

この本はもちろんコロナ以前に書かれたものなので、順調に訪日外国人が伸びていた時期の事が書かれています。日本にはもともと豊かな自然や季節の表情、土地柄的にも東西南北の多様性が備わっており、観光大国に成りうる素質があると著者は言います。しかし、近年の観光プロモーションはうまくいって旅行者は伸びているのに、まだまだ受ける側、つまり日本の整備をもっと整えないといけないと、さまざまなデータを用いて説いてます。

 

たとえば、おかしな英語表記を正すことや、国立公園の整備などのハードのことはもちろん、親切丁寧なサービスをするといったソフト面。また、外国人におカネを落としてもらうために、5つ星ホテルをもっと増やすことや、IR事業のことなども語っています。

 

日本の人口はこれから減っていきますから、外国人に来てもらっておカネを使ってもらう。そのために整備をして、商品の単価を上げましょう、ただ金額を上げるのではなく、観光客の要求へ行き届いたサービスなどの付加価値をつけましょう、ざっくり説明するとこんな事が書かれている本です。ぜひ読んでみてください。

 

さて、政府が推し進める観光コンテンツに、スポーツツーリズムの推進というものがあります。ここでやっとゴルフの話です(笑)。

 

日本って実は、世界で3番目にゴルフ場が多いそうなんです。実はすごいんですね。 1位はもちろんゴルフ大国アメリカです。たしか、桁がひとつ違うくらいのぶっちぎりの1位だったと思います。ゴルファーの多くは、PGAツアーが開催されるようなゴルフ場でプレーしてみたいと思うかと思います。海外旅行先でゴルフをしたことがあるという方も多いかと思います。日本もそのようにゴルフを目的とした外国人旅行者を呼び込む素質があると思います。

 

またゴルフは時間がかかるので、一日のほとんどを費やします。ということは、日本への滞在期間が長くなります。滞在が長いということは、外国人がたくさんおカネを落としてくれるということになります。

 

ただ、黙っていても外国人は来てくれません。外国人旅行者はどんどん増えていますが、それでもゴルフ場へ向かう人は少ないでしょう。ではどうすれば来てもらえておカネを落としてくれるのでしょうか。

 

(1)受け入れを整備する

(2)知ってもらう

(3)ゴルフ以外のコンテンツも充実させる

 

などでしょうか。

 

(1)については、まず予約システムが必要です。旅行代理店などでも可能かと思いますが。予約ができれば次は足です。山奥で道路が狭い場所という状況では、レンタカーを運転する外国人には難しいと思います。タクシーやバスなどを手配するという手もあります。また、良い立地にあるゴルフ場でも、トイレやレストランなど設備が古かったりするとそもそも行こうという気にならないと思います。あとは、言葉の問題もあります。翻訳の表示も必要ですし、外国語が話せるスタッフもできればいたほうが良いと思います。貸しクラブも最新のものがあると良いですね。あと大事なのはスループレーの導入ですね。観光客なのですから、例えば4泊5日の旅行としても、そのうち1日が潰れてしまうのはもったいないです。昼頃にはプレーが終わって午後から買い物なども楽しみたいはずです。コロナの影響でスループレーが増えていると言いますが、ゴルフツーリズムのためにもこのまま続けてもらいたいものですね。

 

(2)については、せっかく良い設備にしても知ってもらわなければ意味がありません。外国の旅行パンフレットに載せるとか、SNSを利用するとか、有名な人(プロ、誘致したい海外の閲覧数の多いブロガー等)にプレーしてもらってPRするのも良いかもしれませんね。ちなみに「日本ゴルフツーリズム推進協会」という組織もあるようです。今まさにPRをがんばっているところのようですね。

 

(3)については、例えば海外のゴルフ場にはそのゴルフ場オリジナルのグッズを売っている所が多いです。僕も何度かハワイに行ってゴルフをしたのですが、必ずそのゴルフ場グッズを買ってしまいます。かわいいヘッドカバーやマーカーなどがあるんですよね。マーカーなどはばらまき用のお土産にも良いのです。また、ゴルフ場以外のものを充実させるのも良いと思います。レストランだけでも訪れたくなるゴルフ場とか、近くにレジャー施設があるといったことです。こればかりはゴルフ場単体ではどうにもならないのですが、例えば岡山の東児が丘マリンヒルゴルフクラブで言えば、近くのおもちゃ王国や渋川海岸などでしょうか。

 

さて、日本もゴルフ人口が減少という話ばかり聞きますが、こればっかりは急に増やそうといっても無理ですね。若者のゴルフ人口を増やしつつ、外国人に来てもらう(来たくなる)ような取り組みも必要ではないかと思いました。あとやはり一番大事なのは、良い思い出を作って帰ってもらうことでしょうか。やはり海外でのゴルフはまた一段と楽しいものです。

27打目 【ゴルフの本】雨なので球聖ボビー・ジョーンズの格言に満ちた本をじっくり読みました

猛威を振るっている例の新型コロナウイルスの影響で、各種のイベントや行事が中止・延期となっております。ゴルフでも3月5日から始まる女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が、無観客での開催予定から一転、中止という発表がありました。

僕はと言うと、今週末予定していたゴルフが延期となりました。延期の理由は単純に雨予報だったからです(笑)。また来月開催ということになりました。若干体調不良なので、延期になってラッキーでした。

ゴルフのプライベートラウンドは少人数ですし、屋外なので、いわゆる密閉された空気の淀んだ空間で人の集まる場所ではありません。もちろん、ゴルフ場でもこまめな手洗い・うがいは重要ですが、どこにも行けない今は、ゴルフをするというのも良いかもしれませんね。とにかく早く収まってもらいたいものです。

さて、雨でラウンドがなくなり、体調も不良で練習にも行けず。やることもないので、本を読むことにしました。雨の日は読書が良いですね。晴耕雨読です。読んだのは「ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄」です。言わずとしれたマスターズの創始者のひとりであり、球聖とも呼ばれている偉大なゴルファーです。昔読んでいだのですが、久しぶりに読み返してみることにしました。

 

ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄

ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄

 

 

ボビー・ジョーンスを簡単に紹介します。本名はロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア。1902年3月17生まれ。アマチュアにして28歳のときに世界4大タイトルを獲るグランドスラムを達成。弁護士をしながらオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの設計に携わりました。クラブを14本にすることを提言したのも彼のようです。1971年12月18日没。詳しくはWikiを見て下さい。

ja.wikipedia.org

1920年代に活躍したボビー・ジョーンズですが、当時のゴルフと今とでは道具やスタイルがずいぶん違っていたかと思います。ですがクラブをスイングすること、ボールを打つこと、ラウンドでの心構えにおいて、ボビー・ジョーンズの言葉はまったく色あせていません。この本は当時新聞に寄稿したコラムをまとめたものだそうですが、読みながらラウンドしたいと思えるほど、格言に満ちています。その内容のほとんどは焼き増しされ、昨今のゴルフ雑誌などでも語り尽くされていますが、やはりボビー・ジョーンズの言葉は重みが違います。その中のいくつかをご紹介します。

◆ゴルフで難しいのは、出だしが悪い時にこの待ちの姿勢をなかなか堅持できないことだ。出だしで数ストローク、または数ホールを失って、頭に血がのぼってしまうことがよくある。それで、失ったストロークやホールを何とかしてすぐに取り返そうと、躍起になる。その結果、できもしないことをやろうとする。パーを負かそうとして、無謀なことをする。こうした失敗を重ねるにつれて、ますます深みにはまり込み、そのうちに捨てばちになり、ついにはひどい結果に終わる。

頭が痛いです(笑)。こういうことは良くあります。前半でたくさん叩いてしまい、なんとか巻き返そうとドツボにはまる。それでも大叩きしもう最後は集中も切れてヤケになる。100年前も今もゴルファーの心理は同じなんですね。

◆(前略)私の友人の言葉に見事に凝縮されている。「ナイス・ショットはまったくの偶然の産物であり、バッド・ショットはいい運動であることがわかって初めて、われわれはゴルフをマスターしたと言えるのだ」これは、コースに携えていくには、何と素晴らしい哲学ではないか!

ゴルフにはラッキーなバーディもあればカップを蹴られることもあります。時にはナイスショットが悪いライに行くこともありますし、当たりは悪くてもグリーンオンなんてこともあります。悪いことばかりに文句を言うのに、偶然のラッキーもたくさんあることを忘れてしまってはいけません。自分の出した好スコアは偶然のたまものに過ぎないということを語っています。

◆ピッチングのためのクラブも含めてアイアン・ショットの場合、体をステイ・ダウンしておくこと(起き上がらせずに、そのままにしておくこと)が絶対に必要だ。つまり、ボールを打つ際、体の左サイドが起き上がってはならないのだ。左肩、左手、それにクラブヘッドのすべてが起き上がらず、体重は、そのほとんどが左足で支えられるまで、インパクトとともに移動しなければならない。

このように、スイングについても良い言葉を残してくれています。ボールを打つ際に起き上がってはいけない、というのはよく聞く基本的なことですが、ラウンド中にどれほどこのことを忘れてしまうでしょうか。

◆ほとんどの場合、最初の直感が大事なのである。綿密に検討してはじめて、明らかになるかもしれないようなほんのちょっとした不安要素にも影響されぬほど綿密に、ゴルフ・ボールを打てるひとなどいない。一目でわかるような困難に注意しさえすれば、うまくプレーできるのである。

ボールを打って次打地点に行って、ぱっと見の直感で判断せよということですね。ライや風や打ちたい場所の状況などの判断は必要ですが、細部を入念に検証してその通りに打てる人などいない、と偉大なグランドスラマーが言っているのです。どうしてアベレージゴルファーが打てましょうか。細部を詰めれば詰めるほど、体は硬くなってうまく打てなくなるという言葉です。それは次の言葉にも、とてもシンプルに語られています。

◆ゴルフで何にもまして重要なことは、ボールを打つことであり、この明白な事実が簡単に忘れられてしまうことに驚きを禁じえない。

◆どんなゴルファーも、自分のスイングとまったく関係のないことで集中力を乱されてしまうのである。わたし自身、いったんどういうショットをすべきかを決断したにもかかわらず、ハザードについて心配することにメリットがあるかどうか何度も自問したことがある。その意味ではわたしも、他の人と同じ過ちを犯している。

まさにその通りですね。ボールを打つのがゴルフです。打つと決めたらあれこれ心配しすぎてはいけません。でもこれは自分たちだけでなく、ボビー・ジョーンズも同じ経験をしています。こう打つと決めてアドレスをしてから、右のOBがやだな、と考えても、それにはメリットがあるのかどうか(ない)、考えてもしょうがないのですね。

◆最初の数ショットは、気楽にスイングせよ。これが、わたしの常に変わらぬアドバイスである。つまり、最初のティー・ショットでは驚異的な飛距離など狙おうとせず、フェアウェイにボールを置くことを考えることだ。

スタートホールの重要なアドバイスです。ゴルフ雑誌や番組でもスタートホールの打ち方などがよく紹介されていますが、すでに100年前にボビー・ジョーンズが「気楽にスイングせよ」と、とても簡潔な言葉で教えてくれていますね。

さて、あまりたくさん紹介してもしきれないので、最後にひとつ(ふたつセットでひとつ)ご紹介します。これは僕にとってはプリントして額に入れて、家のいつも目に付く場所に飾っておきたいくらいの言葉です。

◆左腕が真っすぐに伸びていれば、多くの望ましい成果が達成され、あるいは、少なくとも望ましい成果が得られるようになるだろう。まず、第一にそしてもっとも大事なことは、バックスイングの開始からインパクトまで、左腕をまっすぐ伸ばした状態を保つことである。そうすればスイングの弧を非常に大きく描くことができ、持てるパワーを増大することができる。同様に、左肘が曲がらない限り左肩と左手との間の距離は一定しているので、左腕を真っすぐに伸ばしておけば——しかも、これしか方法はないのだが——何度も繰り返せるスイングの弧の位置が定まる。また、左腕を真っすぐに保っておくには、右腕はリラックスし、左腕の動きに進んで従う追随者的な状態になっておくことが必要である。

◆(前略)しかし、われわれの目的は(中略)単に左腕を伸ばすことではないということを、われわれは忘れてしまっているのではないだろうか。確かに、左腕を伸ばせば、理想のスイングを実現する助けにはなる。しかし、左腕を伸ばすことそれ自体は、理想でも何でもない。

左腕を伸ばしておけば(左肘を曲げなければ)、いつも再現性の高いスイングが得られ、パワーも最大限生かせるということです。僕は左肘がインパクトで曲がるクセがあるので、この部分は暗唱できるくらいにしておきたい気持ちがあります。ただし、一辺倒に左腕を伸ばすというのは目的ではないということですね。大事なのはスイングしてボールを打って、目的地点に運ぶことです。

このように格言に満ちた本となってます。アベレージからシングルまで、またはプロにまで参考になる一文が必ずあると思います。数年に一度は読み返したい本ですね。ところで、本には天才や偉人が数十年、または一生をかけて研究したことが、数時間で読めるものにまとまられているので良いですね。気になった方は、ぜひ読んでみてください。

 

ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄

ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄

 

 

23打目 【ゴルフの本】年を重ねたゴルファーの体作りと心構えとは

少し前、中嶋常幸プロによる「40歳にしてわかる「理にかなう」ゴルフ」という本を読みました。40歳というと世間的には「おっさん」です。自分は若いと思っても、10代や20代から見ればおっさんなのです。とは言え、バリバリ働き、体もまだよく動く年齢てす。それでも腰痛や肩こりにも悩まされている方も多いのではないでしょうか。もちろん20代・30代でも腰痛・肩こりにはなりますが、回復は確実に遅いと思います。悲しい現実ですね…。

ゴルフに関しても、若い時の筋肉の柔軟性や瞬発的・爆発的な勢いはなくなってきますが、経験値とメンタル的な安定感、落ち着きといったものは出てくる頃かと思います。そんな40代からのゴルフとはどういった心構えが必要なのか、そういうことが知りたく、少し古い本ですが読んでみました。

 

40歳にしてわかる「理にかなう」ゴルフ

40歳にしてわかる「理にかなう」ゴルフ

 

内容紹介

プロローグ―1998年、夏の決意

第1章 「真実のゴルフ」が見えてきた(蘇りに必要だったこと;僕に欠けていたウイニングショット ほか)

第2章 40歳、自分なりに「体を作る」(40歳ならではの練習の心構え;体力や年齢に適した感覚を掴む ほか)

第3章 まずは、基本を練ることから始める(練正館で基本を鍛える;スイングプレーンの基本 ほか)

第4章 年齢に応じた技術の精度の高め方(練習の大切さ;体重移動のポイント ほか)

第5章 自分らしいゴルフを目指す(イメージトレーニングで自信をつける;テーマを持って練習する ほか)

さて、内容をざっくり説明すると、中嶋プロがいかにして復活優勝を遂げたのか、という紹介です(笑)。ご自分の経験されたことを語った内容ですね。正直、僕の期待した内容ではなかったのですが、とは言え、もちろん40歳からの体作りの重要性や、スイング、パットに至るまで、中嶋プロのメソッドが詰め込まれています。特にストレッチに関する記述は、実践してみる価値ありだと感じました。

僕も以前はひどい腰痛持ちだったのですが、毎日ストレッチをするようになって劇的に改善しました。今はほとんど痛みはありませんが、これを読んでまたストレッチをするようになりました。やはり筋肉に血流を促すことは大事だと思います。

年齢を積むにつれて上手くなる方も多いかと思いますが、逆に、昔は良かったのに年を重ねて飛ばなくなった、良いスコアが出なくなったなど、葛藤を持ったかたもいらっしゃるかと思います。そういった方には参考になるのではないでしょうか。

16打目 【ゴルフの本】タケ小山プロ流のスコアの作り方の知恵

今年の男子ツアー開幕戦でもある、SMBCシンガポールオープン2020を見ました。まっとくーちゃんこと、マット・クーチャーがトリプルボギーを叩きながらも優勝したのが印象的でしたね。番組の解説はタケ小山プロ。僕はゴルフネットワークには加入してないので、タケ小山プロの解説を聞くのはこれが初めてだと思います。

 

その解説は実に話術巧みでユーモアもあり、また専門知識も豊富という印象を受けました。とても聞きやすい解説だったのです。ゴルフにはいろいろな解説の方がいて、中にはネガティブな発言を多くする方もいますが(笑)、やはり聞いてて為になりおもしろいものが良いですね。

 

あまりに良かったので、先日本屋でタケ小山プロの本をみつけて買ってしまいました。「タケ小山のゴルフ超上達ノート 誰も言わない実戦的スコアアップ術」です。

 

 

内容を要約すると、スイング道に凝り固まってスコアが二の次になっているアマチュアゴルファーが多すぎること。それだけではなく、もっと人のプレーを見て傾斜や自然状況を分析し、スコアメイクする方法を学びましょう、というものです。

 

僕は最近、スイング云々のレッスン書よりも、こういったマネジメントについて書かれた本が好きなので、まさに自分に合った内容でした。スイングの基本は大事ですが、攻め方の基本をしっかり身につけないと良いスコアは出ないんだな、と感じさせてくれます。文体も読ませるというより解説を聞いてる感じに近いと思います。とても読みやすく理解しやすい内容でした。

 

ところで、おもしろかったのは、ピンを刺したままのパッティングについてです。2019年はルールの改定があり、ピンを刺したままパッティングできるようになったのは周知の通り。僕は2019年の12月がその年の初打ちだったのですが(笑)、正直なところ浦島太郎状態でした。ですが慣れてみるとこちらの方が良いなと思いました。プレーが早くなるのはもちろんですが、それ以外のメリットも感じたのです。

 

まずは、よく目立つこと。ピンがあることで遠近感がはっきりし、距離感が何となく分かりやすい気がします。次は傾斜です。ピンは基本的にはほぼ垂直に立っているので、垂直を目安に傾斜も何となく分かりやすい気がするのです。僕だけでしょうか。その他にも、この本にはピンを刺したパッティングの利点が書かれています。もちろんタケ小山プロはピンを刺したままに肯定派。気になる方はぜひ読んでみてください。

 

パッティングではありませんが、ピンと言えば、これにはびっくりしました。

 

 

12打目 【ゴルフの本】仕事で人生を左右する重要な要素は「気配り・おべっか」、ではゴルフにおける気配りとは何ぞ

「気配り」をネットで調べると、気遣い・思慮・配慮・思いやり・心づかい・他人をおもんぱかること、というような意味合いが出てきます。何となくですが、相手に気付かせない、気をつかわせないようにそっと手を差し伸べることかなと思います。

 

さて、先日「電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり」という本を読んだのですが、そんな控えめな気配りとはほど遠い、電通マンによる「戦略的おべっか」が網羅されています。

 

 

この本でも「戦略的おべっか」を「鬼気くばり」とあえて呼んでいますが、個人的にはおべっかと気配りは似て非なるもの、という印象があります。ですので、本のタイトルには少し違和感があります。本の前書きにも書いてあります、豊臣秀吉(藤吉郎)が織田信長に仕えて間もないころ、草履をあたためていたという有名なエピソードがありますが、まさにこれが戦略的おべっかです。中国攻めの時も、毛利をほとんど追い詰めていたのですが、あえて殿の信長本隊を呼び寄せ、最終的な詰めのおいしいところを信長に持って行ってもらおう、というはからいが見え隠れします。信長もそんな秀吉を「かわいい奴じゃ」と思ったことでしょう。それで明智光秀に討たれてしまうのですが…。

 

話が逸れましたが、気配りはどうでしょうか。例えばですが、電車で高齢者や体の不自由な方へ席をゆずるのは、奇特な方だと思います。では電車で初めから座らず、他の人が座れるよう気配りの意味で立っている人はどうでしょうか。特に賞賛もされませんね。そうなんです、気配りは目立たないのです。もちろん、電車で席を譲る方もおべっかではなく気配りのできる素晴らしい方だと思います。

 

というように、ビジネスでは、わざと相手の目に入るようにおべっかをして出世していくということが、秀吉の例にもあるように古くからあります。目立たない気配りでは埋没して出世は遅くなるでしょう。そんなことがこの本には書かれています。でもまあ、おべっかがわざとらしくなく出来るかどうかは性格・キャラにもよりますね。

 

前置きが長くなりましたが、ゴルフにおける電通マンの気配りもこの本には書かれています。例えば、接待ゴルフにはカメラマンを用意し、後に大きくプリントしてプレゼントするというものです。写真を撮られた方はうれしいでしょうし、営業マンにとっては、写真を持って行くのを口実にもういちど接点が持てるということですね。

 

もうひとつは、ラウンドの時に消しゴムをポケットに忍ばせておくというもの。お客さんがスコアを書き間違えた時に、さっと消しゴムを取り出す。相手は「気の利く奴」と思うわけですね。ゴルフに消しゴムを持っている人なんていませんから、意表を突かれる訳です。でも消しゴムは持っておきたいですね。特にINスタートの時に間違えてOUTから書いてしまうことがよくあります。

 

とは言え、ゴルフではおべっかよりも気配りが大事かなと思います。電車を例に出して気配りは目立たないと書きましたが、ゴルフではそういう所は見られている気がします。例えば、洗面台の水滴をサッと拭く。他の人の打球を見る。カートを運転して皆が利用しやすい場所に停車する。ホールアウトしたらすぐ乗れる場所に駐める。ディボット跡を直す。自分がつけたものではないボールマークも直す。他の人がバンカーを打ったらならしてあげる。などなど、もっとあるかと思います。僕もすべては出来てないので、そこは反省なのですが。

11打目 【ゴルフの本】練習に行かなくても上手くなりたいという都合の良い欲を満たす本

みなさんはどのくらい練習場に行くのかわかりませんが、僕はあまり行くことができません。昔は週2ペースで行って、その内1回は300球ほど打っていたのですが、今は休みの日は子どもと遊んでいるので、月に2回(1回につき150球ほど)行けたら良い方です。

 

タイトルの通り、練習に行かなくても上手くなりたいという都合の良い欲があるのですが(笑)、じゃあどうしようかと考えて、手っ取り早いのは本で知識を得ようということでした。本でしたら通勤時間やちょっとした隙間に自分の時間が持てます。本と言っても著者の感覚重視のレッスン本にはあまり興味がなく、例えば、上手な人の考え方がわかるようなもの、自分の意識が変わるようなものを探して、見つけたのがこの本でした。

 

ゴルフは「気づく」だけでスコアアップできる 意外に知らない!初心者にも通じる、上級者の大きな落とし穴

 

search.rakuten.co.jp


 

以下は内容紹介のコピペです。

 

ゴルフには「目からウロコが落ちる」ことがよくあります。でも、なぜ“よくある"のでしょうか…。それは練習場やラウンド中に体験する目からウロコの出来事の多くが、本当の意味で上達に結び付く「気づき」になっていないからです。

大切なことは、頭の中を整理して、「ゴルフの基本に気づく」こと。そんな気づきを積み重ねれば、スコアは自然に減らせます。「気づき」は「築き」。いつまでも上達できるゴルフを築き上げていこう! 初心者から上級者まで誰でも確実にスコアアップできる「気づきの方法」を、スポーツライター角田陽一が14編のショートストーリーにまとめあげました。

本書は2013年11月に刊行し絶賛発売中の『9割のゴルファーが知らない上達の近道』(実業之日本社)の続編にあたり、ゴルフ月刊誌『ワッグル』に連載中の人気企画「ゴルフの言霊」をベースにしています。レッスン記事に定評のある『ワッグル』が自信をもってお届けする、上達にかならず役立つゴルファー必読の1冊です。

 

1.ゴルフは「気づき」でスコアアップできる
2.「飛ばしにかかって大たたき」を防ぐ発想法
3.「100の壁」は低い目線から生まれてくる幻の壁
4.パットの距離感をパタ練のやり方で高める方法とは?
5.「飛球線後方からアドレスに入る」の効果とアマができないワケ
6.打ち上げホールのスダボを止めるふたつのポイント
7.「攻める」気持ちをスコアアップにつなげるコツ
8.「木と木の隙間」を狙いたくなる気持ちの抑え方
9.「3パットできない」ときの強い味方の見つけ方
10.「ショートホール」でスコアをまとめる思考法
11.頭に血が上りそうになったときの対処法
12.長いプレー時間を上手に過ごすための心の備え
13.『コースマネジメント』でスコアを縮める方法
14.自分のゴルフが思い出せない不思議を解決する

 

以上のように14のテーマで構成されていて、それぞれフィクションの短編のストーリー仕立てになっています。頭から読んでも良いですし、気になるテーマから読んでも大丈夫です。また、ストーリーなので頭のなかで理解しやすいと思います。レッスン本ではなく、読み手に気付きを与えるような文章ですので、人からアドバイスを言われるのが嫌いな人も腑に落ちるのではないでしょうか(笑)。

 

僕はこの技術的レッスンではなく、考え方からスコアを良くする記事手法がとても気に入りました。基本的な内容ばかりなのですが、普段は分かったつもりで分かっていない、または忘れていることが多く、読めば確かにそうだなと納得することがあります。これを読むと、大叩きしなくなり、パーは無理でもボギーでは上がれそうだな、という気にさせてくれます。あまりに良かったので2回読みました。

 

でも先日のゴルフでは大叩きを4度もやらかしてしまったのですが。仕方有りません、人間は忘れる生き物なのです。ですので、また読もうと思います。

 

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